繊細な身体感覚とストレス(IT関係)

     白鳥

 

 

パソコン使用者 IT関連作業による疲労

 パソコンを使う作業やPCゲームに集中することも、身体を動かす疲労ではなく、身体を固定したままでいることによる特有の疲労やストレスがあります。
 人間の身体は本来は農作業や狩猟など、体を動かすことで機能するように作られています。 しかしここ50年ほど、とくに職場や家庭にコンピュータが入るようになってから、私たちの作業や趣味などが大きく変わりました。
 本来動くためにある身体が、動かないままで作業したりゲームをしたりするようになりました。  このような状態は身体にしてみると未知の体験です。 なぜかわからないままストレスや疲労が来る・というような状況になりますから、その緊張やストレスに対して、適切な処理や対応ができないということです。
 このことから、IT関係の方々は、これまでの身体疲労やストレスとは違う特有な症状が現れます。

◆ 症状の特徴

 最初は、くび肩こり・背中の痛み 腰痛 足の冷えなどが現れますが、これらは軽いので、ほとんど翌日には解消されます。
しかしこれらの疲労やストレスは微細なために、軽く解消される反面、気がつかないまま蓄積してゆくという側面も持っています。
 このように自分では感じないまま蓄積してゆくストレスや疲労は、一定限度を超えたときに、心臓の動機 不眠 不安 手のふるえ 微熱 過食嘔吐 いらいら 幻聴などの精神症状のような形で現れます。

◆ これらの症状も軽いうちなら、ただの疲労や軽いストレスとして治療できる程度のものですから、初期の段階で身体の使い方や動きやストレスなどについて知識と理解を得ておくことや、正しい身体的な疲労回復やストレス解消をしておくことが必要になります。

 ■ イエラ治療室では、このような微細な感覚の疲労やストレスに対する診察や施術に対応しています。 IT関係で何か変だと感じられたら、ぜひお早めにご相談ください。

詳しくはお電話またはメールでご相談ください。

◆ 西尾はり灸マッサージ治療室
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---- copyright nishio kenichi 2014/04/01 ----