症状 過敏症

音や光に対する過敏症状は うつ病 パニッく症状など精神疾患全般にある症状です。
聴覚でいえば、とくに中年男性が怒ったり叫んだりしているような大声、破裂音や人のざわめき、人の舌打ちや咳払いなどネガティブな感情を喚起するような音。
視覚でいえば 狭い場所/広い場所、圧迫感のある場所、電車/車など高速な動きのあるもの、広いショッピングセンター、初めての場所、人の怒りや悲しい顔や目つき、また傷口や血液など痛みを感じるような映像など。
嗅覚でいえば 排気ガスや飲食店のにおい、体臭、電車/車の車内のにおいなど。
皮膚感覚でいえば 急激な気温や気圧、湿度の変化、強い紫外線や直射日光、アクセサリーなどの金属、化粧品など。

体の特徴

体全体に緊張が強く、人によっては触れただけでびくびくが伝わってくるほどの状態にあります。
とくに側頭部からあごにかけて、前腕や胸全体 とくに上半身に緊張した状態があります。
また電車や車や風景を見て起きる過敏症の場合は目や瞳孔の動きに問題があり動く風景についていけないためにパニックや落ち込みなどの状態が起きる場合も考えられます。

心の特徴

体に緊張があるだけでは過敏症にはなりません。
何かしら心の中に弱さや傷、トラウマ、重さを持っていて、それが体の緊張を誘発しそれがまた心の不安定につながる・・というスパイラルに陥ったときにパニック発作や落ち込みのような症状が起きます。

治療方法

身体的に緊張の強い部位をゆるめる治療をします。
また心の動きの中で、習慣的に 身構えてしまうような心の状態を対話療法の中で確認して必要のないものから徐々に解放していきます。

詳しくはお電話またはメールでご相談ください。

◆ 西尾はり灸マッサージ治療室
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---- copyright nishio kenichi 2014/04/01 ----