双極性障害

精神疾患の中でも割合は少ないようですが、この病気は遺伝的な要因があるといわれています。

症状の特徴

極度のハイテンションと落ち込み(うつ状態)を交互に繰り返すもので、周期は数ヶ月ごとから数年ごとにくりかえすなどさまざまです。

ハイテンションになると、異常に明るい 思考が次々に変わる 眠らなくても平気になる 自尊心が大きくなる 金遣いが荒くなる 逸脱した性衝動などが現れますが、集中力がなく いらいらそわそわし思考や行動に一貫性がなくなります。
落ち込むと全てにやる気がなくなり、うつ病 と同じ症状になります。
薬が効果的な場合が多く投薬療法を受けながら仕事や生活をこなしている方もいます。

体の特徴

ハイテンションのときは、自分が病気である意識がなくなり治療に来る回数も減りがちになります。
身体感覚の鈍化が極度に強く広範にわたっている場合が多くあります。
どれだけ仕事や運動しても疲れを感じないなどの感覚になっていて、限度を超えると強い被害妄想や幻覚が現れたりします。
落ち込みのときは うつ病 と同じ症状になります。

治療方法

投薬療法でハイテンションにならない状態を維持することでかなりの症状を緩和することができます。
薬で心の安定がある程度保たれている状態で、体の柔軟性を回復させる施術を行います。
極度のハイテンションや落ち込みなどの不安定要因は、体がブレーキをかけてくれない状態であると考えます。
体がブレーキをかけてくれる状態とは、たとえば肩こりがある 頭痛がある 腰が痛い 食欲がなくなる・など限界を知らせる(受け取る)機能であるといえます。こういう症状がちゃんと出てくれる体に変えてゆくことで激しい症状は出なくなってきます。

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---- copyright nishio kenichi 2014/04/01 ----