摂食障害

摂食障害は うつ病やパニック障害の症状のひとつのようでもありますが、病名として区別されています。
どちらも自分の意思でそして自宅でできてしまうために、なかなか治しにくい症状です。

症状の特徴

拒食症になりやすい方は神経過敏 完璧 潔癖 自己嫌悪症状などがあり、食べることを抑制する事情や自分を罰するような精神状態があると思われます。
どちらかというと心のストレスに大きな原因があると思われます。
過食症は、ストレスなどを満たそうとしても満たされた感覚が得られないために無意識に爆発的に食べてその後自己嫌悪に陥る場合が多いようです。
どちらかというと身体感覚の鈍化に原因があるように思われます。

体の特徴

体全体の緊張が強く、何かに身構えているような形になっていて力をぬくことができない。
自分の体の緊張や固さに対する意識や感覚が少ない。
これらは他の精神疾患と共通する部分です。
ある種の発作的状態になると 「満たされた」感覚がなくなるためにその不安を補うために拒食や過食が起きてしまうのではないでしょうか。

治療方法

満たされる感覚が希薄な場合が多いので、はり 温灸 指圧などで体への感覚を誘導し、暖かい リラックス 気持ちがいい など満たされる感覚を元に戻していきます。
こうしなければ こうあるべき これはだめだ・・というような意識優先の塊を解放し、体の状態に意識を合わせていけるようにします。
また だめな自分 これではいけない・というようになりがちな心を これでいい これがあたりまえ これがふつう・と安心して思えるように意識を誘導します。
はりやマッサージなどの皮膚刺激は鈍化した身体感覚を元に戻すのにきわめて効果的です。

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---- copyright nishio kenichi 2014/04/01 ----